福岡・九州一円を中心に電気・通信に関する様々な工事を行っています。

20年以上の高耐久
10年の製品保証
ARISTIトラップ

蒸気の節約で燃料代削減
CO2の削減が可能です

蒸気の漏れを防ぐことができ、燃焼効率を上げることでコストダウンが可能。
工場で30%以上のコスト削減につながった事例もあります。
スチームトラップは、耐久性10年以上・メンテナンスフリーが強みです。

ARISTIベンチュリ式トラップに、
コアンダ効果とエジェクト効果を導入

ベンチュリーノズル式スチームトラップの原理

流体は粘性を有していますが、気体の動粘度は液体よりも大きくなります。
その理由は、圧縮体と非圧縮体の性質の違いにあります。
流体が円管の中を通過するとき、気体は圧力のかかる向きに対していろんな角度へ押し出されますが、液体は圧縮の方向に押し出されて流れていきます。この違いが動粘度の違いとなって現れます。

ベンチュリ効果
液体の流れを絞ると流速が増加し、圧力が下がる現象で、小径ノズルでも排出量を確保できます。
コアンダ効果
粘性流体の噴流が近くの壁に引き寄される現象でメッシュストレーナーにより乱流状態になるとより効果的。
ノズル周辺の現状によりノズルに向かって整流されます。
エジェクト効果
減圧になった液体に周囲の流体が引き込まれる現象で、整流されたドレンを引き込みます。

飽和蒸気(スチーム)と凝縮水(コンデンセート)の動粘度

  • 100℃の[飽和蒸気]の動粘度は水の73 倍大きい
  • 100℃の[飽和蒸気]の動粘度20.5lmm2/2
  • 100℃の[水]の動粘度20.5lmm2/2

トラップ内部にはベンチュリーノズルが取り付けてあり、動粘度が低い凝縮水が優先的に排出されます。凝縮水がノズル部分に達すると、蒸気は水に邪魔をされるため通りにくくなります。
その結果、上記の排出量が削減されるため、その分の燃料代が削減できることになります。

飽和蒸気と凝縮水の動粘度

従来のスチームトラップとの比較

経年劣化による影響

従来のメカニカルトラップは、可動部分が多いため使用時間の経過とともに蒸気漏洩料は増える傾向となります。
ARISTI トラップは可動部がありません。よって、可動部分の磨耗や変形による動作不良、閉鎖不良、密閉性の劣化などのトラブルは発生しません。考えられるトラブルはノズルやストレーナの詰まりですが、このようなトラブルでは上記の漏洩は発生せず、詰まりが発生しても配管の表面温度を測ることで簡単に見つけることができます。
ノズルの交換作業も10分程度で完了しますので、設備の稼働に影響を与えません。

設置後でも能力調整が可能

従来のメカニカルトラップでは、設置後の能力調整はできませんが、ARISTI トラップは設置後に最適な状態へ調整を行うことができます。稼働中の状態を診断し、ノズル交換により最適な状態に調整することができ、実際の凝集水量に合わせて調整できるので、蒸気の漏洩量を最小限にすることができます。

ARISTIノズル式トラップ

構造イラスト

  • ARISITトラップは固定式のノズル方式
  • 連続排水方式のため、安全率は1となります。

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